万能のマルチカラーレーザ。汎網膜光凝固では、パスカルよりも効果が高いとされています。
グリーン、イエロー、レッドの各波長がそれぞれ独立したレーザキャビティ―によって構成されています。これらの波長を組み合わせ、糖尿病網膜症、網膜剥離、網膜裂孔、眼底出血、緑内障発作、静脈閉塞、虹彩、緑内障など様々な治療に効果を発揮します。従来のものより短時間で、痛みもほぼなく治療が可能です。
眼圧上昇に対し、安全に虹彩を切開し治療します。
白内障手術後に視力が低下した時、にごった水晶体膜を切開して回復させます。
緑内障が悪化する時に、レーザを行い、手術を回避します。このレーザは繰り返し行うことができます。
《スリットランプ一体化デザイン》
【SLT Selective Laser Trabeculoplasty(選択的レーザ線維柱帯形成術)】
選択的光加熱分解理論※を応用した最新のレーザ治療です。
【線維柱帯の有色素細胞のみを選択的に非加熱照射します】
強膜の上からプローブをあて毛様体を光凝固することで、眼圧を下げる効果のあるレーザです。緑内障において、点眼治療では対処できないケースで、手術以外の方法として使われます。
レーザ照射時間をマイクロ秒単位まで短くする技術を用いたマイクロパルス毛様体光凝固(マイクロパルスP3プローブ)は、眼圧30%以上の低下、または眼圧の正常化(20mmHg以下)を得られる可能性が70~80%という報告があり、さまざまな緑内障のタイプに適応があります。
また、従来型の毛様体光凝固(Gプローブ)はどのような治療でも眼圧を下げることが出来ないような難治性の緑内障患者の方に適用が可能です。
大阪府下で3台目の導入です(2018年9月現在)。